リハビリコースについて

ギター演奏が原因での手の障害について、誤った考え方が浸透しています。
それは「練習方法が悪い」というものです。
皆さんが考えている練習とは、【繰り返し弾く】ことと思いますが、それは【練習行為の一部】であって、【何度も試みてもうまく行かないのは、演奏方法が悪い】からで、まずはその方法を修正するべきではないでしょうか。
【繰り返し弾く=動作のすりこみ】なので、悪い方法を繰り返すことは、うまく行かない癖をすり込んでいるようなもの
~自殺行為ではないでしょうか?
したがって、正しくは【フォーム・演奏方法が悪い】と考えましょう。
フォーム&動作法が良ければ、大量の演奏&練習を繰り返しても、障害の発症には至りません。
深刻な【ギター演奏起因のジストニア】も同様で、フォーム&動作が悪いことが原因と思われます。当校で扱ったケースの100%は、フォーム&動作&加重方法が悪く発病に至っていました。
しかし、すでに発症してしまっている場合は、正しいフォーム&動作方法を身につけることで、腱鞘炎は完治が、ジストニアは症状の軽減や治療後の再発防止が望めます。
こういった取り組み~手に障害や問題を抱えつつ「ギターを弾く」~その症状を克服する=に立ち向かうことは「一人で解消できない様々な壁」に挑むことになります。
そして、その困難を乗り越え、ギターを楽しめるようになってゆくことは、正に「ギターによるリハビリ」と呼べるものです。
ペペタス・ギター教室では、今までに「腱鞘炎」「ジストニア」「脳梗塞」「リュウマチ」などに起因する手、腕の障害や後遺症に悩む方々の「リハビリ」をサポートし、極めて劇的に良い結果を重ねてきています。
リハビリコースの理念
当校のリハビリコースの理念をお話しします。
それは、【正しいフォーム・動作方法&加重方法】をマスターすることで、症状は抑えられる。
より正確に言うと、【正しいことをマスター】することで、症状が出ていた原因因子を排斥する、ということです。
そのために、「個々の状態、症状を注意深く観察し、その人にとっての理想動作を模索する」ことに尽きると思います。
これは「個々に身体条件が異なれば、理想の動作原理は一つであっても、方法は複数ある」からで、一般にとられている「まずは最終形ありきで、それを目指そう」という方法は、ハッキリ言って「形骸化したもの」で、「レッスンプロの手抜き、不勉強」としか言いようがありません。
ぺぺタスギター教室では、多くの【改善・快癒実績】を積み重ねています。
「ギターを弾くのは、もう無理だろう」と諦めないで下さい。
必ず「あなたに合った動作」で、【正しいフォーム・動作方法&加重方法】が実現出来ますから、まずはご相談ください。
フォーム、演奏動作に関するヒント
無理なフォームとは「捻じれ(ねじれ)」につきます。
人間の関節は「捻じれに弱い」ですが「どこかを捻じらないと、ギター演奏のフォームはできない」ので、それをいかに合理的に作るか?にかかっています。
大体、「上体を真っ直ぐに、胸を張って」と強弁するクラシック・ギター教師もいまだに多いようですが、左右で違う動作をするスペシャリストが、なぜ左右対称を軸とする「真っ直ぐ」にする必要があるのでしょうか?
「トラック競技者は、反時計回りに速度を争うので、左右の筋肉や大きさが違う」のは常識で、一部、不見識なトレーナーや治療者が「左右対称」を標榜し、その間違った論理で、担当するアスリートの選手生命を危険にさらした例も多く報告されていますね。
演奏動作の理想があったとすると、それを実現する形は複数あるはずで、どんな形でもよいのですが、問題は「その方法を信用できるかどうか?」につきます。
私、ペぺ田代は、師匠「ペぺ・ロメロさん」を知り、師事するようになって「今まで知っていることをすべて忘れよう。そして、この人の方法を心から信じよう」と決断できました。それは、「その方法が、数十年にわたり世界の最高峰に君臨し続ける実績を残している」からでした。
これは重要です。「その方法が機能し実現して、成功していることが証明されている」ことは。
そして、その結果、その後のペぺ田代のギターライフは、本当に素晴らしいものになりました。
リハビリに取り組むコツは・・・
リハビリコースを大量にこなしてきた経験から、「取り組みのコツ」をご紹介いたします。
- ・優れた(正しい)教師を選ぶこと
- ・教師を100%信頼すること
- ・治りたい、という思いをあきらめないこと
- ・出来ないことを悔しいと思わないこと
- ・自分の年齢や過去のキャリアを忘れること
- ・結果が出る速度を欲張らないこと
- ・自分勝手に判断しないこと
適応コース
リハビリコースの料金は、マスターコースと同じです。
リハビリコースの体験入学は有料です
リハビリコースの体験入学は5000円+消費税とさせていただきます。入学を希望した場合、その分を入会金より値引きいたします。
お問い合わせは
以上、リハビリコースについてご説明してきましたが、如何でしょうか?
症状に苦しむ皆様の、少しでも参考になれば幸いです。
ペペタス・ギター教室は「ギターが人に出来ること」を常に考え、実践しております。
その中で「ギターを使ってリハビリの一助を求めよう」という実践は、【ギターが与えてくれること】の優れた側面であると思うし、ギター教師はそれを広く流布する役目があると思います。
ですから、ぺぺタスのギターレッスンが、悩みを持つ皆様の希望になるよう願ってやみません。
どうぞお気軽にご相談下さい。
まずはお電話にて体験入学をお申し込みください。
東京教室代表電話番号03-3371-6681へお願いします。
その際「リハビリコースの問い合わせ」であることをお伝え下さい。
体験入学時に、ペペ田代がじっくりと、症状やご希望をうかがいます。
「zoom」「スカイプ」「LINE」「What's up」等によるオンラインレッスンも可能なので、遠方の方も気軽にご相談ください。