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「アルマンド~組曲イ短調(ポンセ)」発売

ぺぺタス・ウエブショップからご案内です。

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人気の「クラシックギターの名曲徹底攻略」シリーズに「アルマンド~組曲イ短調(ポンセ)」発売。

詳細・購入はぺぺタス・ウエブショップ https://pepetaswebshop.com/sologuitar/cgs41/

この組曲は、セゴビアとポンセが協力して発表した、バロック調の組曲。

発表当時は、「昔の曲が発見されたぞ!」と、その時代のスタイルで贋作を発表するパロディーが流行っていて、巨匠お二人もそれに倣ったのですが、セゴビア自身が「コンサートで取り上げられる、適当な長さのバロック調の組曲」を欲していたこともあり、出来たのが、この素晴らしい「組曲イ短調」。

発表当時からしばらくの間は「ヴァイス(Wiss)」作とされていました。(ヴァイスは、バッハの友達で、リュートの名手。作曲作品も残しています)

しかし、5曲構成の組曲を弾き進めるうちに、次第に「あれ?これ本当にバロック時代の音楽なの??」と、贋作パロディーであるのに気付いてもらえるように、巧みに作曲されています。流石、巨匠ポンセ!

それはともかく素晴らしい曲です。

さて、この組曲には、セゴビアの意見・リクエストが多分に入っていたと思えます。

第1曲「プレリュード」・第2曲「アルマンド」・第3曲「サラバンド」

この3つが、【プリングオフの特訓】に最適なんです。

ヴィラ・ロボスの「12の練習曲集」もそうなのですが、「これをやっていればギターのテクニックは磨かれ、担保される」といった要素が見事に投入されています。

セゴビア自身が、ターレガ作品(これが、そうだったんです)に倣って、後進のギタリストたちへの「現代へつながる新たな試金石」を作りたかったのだと思います。

そんないわくつきの名作、取り組まない手はありません!

ぜひ、プリングオフの完成に向け、格闘してください!